家庭用蓄電池の選び方
・太陽光発電の容量に合わせて選ぶ
発電量に見合う容量を確保することで、余剰電力をムダなく活用できます。
蓄電容量が大きいほど、停電時に長時間電力を利用可能になります。住宅の用途や使用電力に合わせた容量を選びましょう。
推奨容量の目安
太陽光発電容量 (kW) おすすめ蓄電池容量 (kWh)
3〜5kW → 6〜10kWh
5〜7kW → 10〜15kWh
7kW以上 → 15kWh以上
太陽光発電システムの容量と家庭の消費電力のバランスが重要です。
・1日の電力消費量に合わせて選ぶ
家庭のライフスタイルにや消費電力パターンを把握して、必要な蓄電池容量を最適化することが大切です。電気料金や電力会社のアプリなどの使用で1カ月の消費電力を確認してみることもいいかもしれません。この時、完全に自給自足をしたい方は、1日分以上の蓄電容量が必要になります。
・停電時に使いたい部屋・家電製品から選ぶ
停電した際に電力供給を行いたい部屋の優先順位から選ぶ方法もあります。どの部屋の電力を確保したいかにより、キッチンやエアコンや照明の数など、消費電力が変わってくるからです。部屋やそこの有する家電ごとに消費する電力に違いがあるため、必要な蓄電池の容量が変わります。1日以上のバックアップを望む場合には、使用する部屋を絞ることで容量を節約することが可能です。
・費用で選ぶ
例:蓄電池本体の価格の本体+工事費用+付帯機器
メーカーや蓄電容量で変わるため、しっかり住宅のライフスタイルに合った予算を決めて、お見積りをとることをおすすめします。